ダスキン平戸支店様の熊谷市における地域防災、BCPの取組事例


ダスキン平戸支店
熊谷市のキレイを守る「ダスキン平戸支店 埼玉東」さん。
モップ、クリナー、玄関マットのレンタルはもちろん、水道水に含まれる塩素をカットして、女性や赤ちゃんのお肌や髪にとってもやさしい『浴室用浄水シャワー』など、ご家庭の暮らしやすさをサポートしています。
導入の背景と効果
ダスキン平戸支店様は熊谷市と2019年7月に「災害時における支援協力における協定書」を締結されました。この協定は、熊谷市内で地震、風水害等による大規模災害が発生した際、または発生するおそれがある場合において被災者の応急的な救援のための防災活動に係る協力になります。
具体的には以下の協力内容を提供します。
・可能な範囲で一時的な地域住民の避難場所として被災者に提供すること
・トイレ、電気(携帯充電等)及び井戸水等の一時的な避難生活を送るにあたり必要な設備について、可能な範囲で被災者に提供すること
避難場所として被災者に提供するためのBCP対策としてLPガスを燃料としたガスエンジン発電装置(㈱昭栄製)を導入することで、停電発生時に72時間(3日間)避難場所の照明、パソコン、携帯充電、電話の通信手段等の電気を確保し、かつ井戸水のポンプをガスエンジン発電装置でカバーすることで、被災者に対する飲料水の提供が可能となるシステムを導入されました。
地域住民により安心な一時避難場所を提供することで、熊谷市の国土強靭化にも尽力できる環境を整備されました。


弊社に施工を依頼された理由や経緯
2019年の台風19号による荒川の氾濫の危険が迫り、近くの中学校に一時避難した際、携帯を使って災害情報収集していたところ、携帯の充電がなくなり、災害時、避難所では携帯充電をするための電気の重要性を改めて実感しました。
そこで災害に強いLPガスを燃料にした発電装置を探していたところ、昔からお付き合いの深かった先輩の会社で、ガスエンジン発電装置を製造・販売していることを知り、導入提案から基礎工事、および電気工事の施工までを一気通貫で対応できる株式会社至誠電工に依頼をしました。